川エビの飼い方・飼育法

ミナミヌマエビの飼育をしよう

ミナミヌマエビはいつでも結構元気良く水槽の中を動き回るので、観賞用として飽きないというメリットがあります。

 

また、変な言い方ですが、長く生きても1年程度なので、数年以上飼育することになるかわからない金魚などの飼育よりはサイクルが短かく、飼育に自信がないという初心者にも向いている飼育かみしれません。

 

また、ミナミヌマエビは特別何もしなくても卵を産んで稚エビが誕生してきます。水槽でうまく大量に繁殖が成功することも珍しくありません。

 

ミナミヌマエビの飼育に適している水槽は、細長い幅が狭い水槽です。普通の形の水槽ですと、基本的に観察面となる表面から遠い、暗い場所(観察面と反対側の奥側)に行きやすいのです。従ってエビを楽しむためにはスリムな水槽が好都合ということで、初心者でもすぐにスタートできる「GEXスリム水槽セット」のように、上部フィルター、マットなどがセットになっている製品もお勧めです。

 

これならスリムでも水量が88リットルあり、水質変化が緩やかでエビ飼育に向いています。
飼育環境としては、水量1リットルで1~2匹は大丈夫なので、このセットなら最大150匹程度は対応できることになります。

 

注意点は、新規で水槽を立ち上げた場合で、キレイすぎる水だと繊細なミナミヌマエビは適応できないことも多く、もともと生活していた水もそのまま一部使った方が無難のようです。