川エビの飼い方・飼育法

スジエビの飼い方

川エビで多いのがスジエビですが、これの飼い方・飼育法についてお話します。

 

スジエビを単独ではなく混泳させることも多いと思いますが、その場合は、植木鉢の破片とか流木などを使ってスジエビの隠れ家を作っておく必要があります。

 

水温は低温に関しては、金魚が耐えうる範囲であれば問題ないとして構いませんが、夏の高温時には、金魚より弱いようで、水温27℃以下で酸素不足にならないようにするのがいいでしょう。

 

餌については特別に気を使う必要はなくてなんでも食べます。ただし、スジエビは雑食性ですが比較的肉食性が強いので、肉類を好んで捕食することになり、従ってカワニナの死肉を食べ、水槽をキレイにしたりヒルを捕食するのでヒルの駆除にも役立ちます。

 

小魚などと共存させることも可能ですが、この場合には、餌不足になると小魚を捕食することや、サイズ次第ですが金魚を攻撃してヒレが切れる可能性がありますので、餌不足にならない様にだけは注意する必要があります。ちなみに逆に、金魚がサイズアップした場合には、今度はスジエビが餌とみなされる可能性もあります。

 

ホタルの幼虫とスジエビの共存も可能で、ホタルの幼虫は毒液を放出しているので手を出さず、捕食することはありません。幼虫の脱皮ガラについても、数日経過して毒素が分解しないと食べません。